top of page

検索


ヘビの誤食
ヘビにはマウスなどを食事として与えることが多いです。 床はペットシーツで管理し、置き餌でマウスを与えた際などに、 ペットシーツにマウスのにおいが付着することや、 マウスの捕食の際に同時になど様々な状況がありますが、 ペットシーツを誤食してしまうことがあります。...
ryomavet
9月16日
フトアゴヒゲトカゲの卵胞鬱滞
以前記事にしたヒョウモントカゲモドキと同様に、 フトアゴヒゲトカゲも卵胞鬱滞を起こします。 特徴的な症状はなく、大きくなった卵胞の状態によって、 食欲不振や元気消失など様々な症状を引き起こします。 治療としては、手術によって卵胞を摘出する対応が第一となります。...
ryomavet
9月5日


ヒョウモントカゲモドキの卵塞(卵詰まり)
雌のヒョウモントカゲモドキは、条件が整えば、単独飼育でも卵を持つことがあります。 卵が出来るとお腹が大きくなり、その影響で食欲が落ちます。 通常約2~3週間程で問題なく産卵できれば、食欲も戻ります。 しかし、卵が大きすぎたり、変形卵だったり、卵管がうまく収縮できなかったりす...
ryomavet
8月27日


カメのペニス脱
カメのオスは成熟すると比較的よくペニスを出すことがあります。 交尾時はもちろん、通常の排泄時などにも出ます。 その際に、同居カメに噛まれたり、ペニスを出しているときに何かに驚いて尾を閉まってしまった時などに、ペニスの後引筋を痛めて戻せなくなったりします。...
ryomavet
8月5日


ヒョウモントカゲモドキの卵胞鬱滞とその治療法
ヒョウモントカゲモドキの生理的な変化 ヒョウモントカゲモドキは、発情シーズンに生理的な変化を経験します。卵胞が発育し、排卵されて卵となり、産卵することもあります。しかし、卵胞が退縮し、自然に小さくなることもあります。この過程で問題が発生することがあります。 卵胞鬱滞とは?...
ryomavet
7月25日


フトアゴヒゲトカゲの熱傷
爬虫類を飼育する際、飼育ゲージの中にバスキングスポットなどを設置します。 紫外線ライトなども設置し、太陽光の代わりとするわけですが、 特に冬季に、飼育ゲージを置いてある部屋自体の温度が低かったり、 バスキングスポットのランプのワット数の不足によって、...
ryomavet
7月2日


カメの膀胱内への卵墜
カメの卵塞は多く認められますが、 今回の例は比較的まれな、膀胱内への卵墜例です。 X線検査において、骨盤腔付近にやや過大な卵を認めました。 食欲の低下と持続的ないきみを稟告より聴取したので、卵塞と診断し治療を進めました。 場所から、総排泄孔経由での排出を試みましたが、...
ryomavet
6月17日


マルメタピオカガエルの異物誤食
マルメタピオカガエル(バジェットガエル)もツノガエル同様、旺盛な食欲を見せ、 目の前を動くものなら何でも飛びついて口にしてしまう可能性があります。 そのため、飼育環境によっては、底石などを誤食してしまうこともしばしば見受けられます。本例は、フィルターにつけてあったネットを誤...
ryomavet
6月10日


フトアゴヒゲトカゲの異物誤食
トカゲ、特に幼体の時期には 床材などの誤食によるトラブルが比較的多く発生します。 この子も全長で20cm弱のフトアゴヒゲトカゲの幼体で、 床材の石を誤食してしまいました。 自ら吐き出せることもありますが、何とか頑張って胃から後ろに押し出されてしまった場合には腸管で閉塞するサ...
ryomavet
6月3日


リクガメの膀胱結石
リクガメは水分摂取不足等が原因となる膀胱結石がよくおこります。 下のレントゲン写真の子は、膀胱内と総排泄腔に結石を認めました。 膀胱内に結石があるうちにはほとんど症状を示すことはありませんが、 膀胱から出て骨盤腔内や総排泄腔などで詰まってしまうと、...
ryomavet
5月19日


ヒョウモントカゲモドキの皮下膿瘍
爬虫類は様々な原因により皮下に膿瘍を形成します。 本例は左眼の尾側に腫脹が認められました。 犬や猫などはほとんどドロドロの膿を内包しますが、 爬虫類の場合にはコロッとした固まりになります。 麻酔下で皮膚を切開し、膿を摘出しました。 こんな感じで膿の塊が摘出出来ました。...
ryomavet
5月17日


ヘビの卵塞(卵詰まり)
ヘビにもさまざまな原因による卵塞(卵詰まり)が起きます。 本例は、産卵時期になって急にぐったりしたということで来院されました。 幸い、この子は複数回の点滴とカルシウム剤の投与により、無事自力産卵を行いました。 自力での産卵が難しい場合には、開腹手術により摘出を行うこともあり...
ryomavet
5月15日


カメの食欲不振
病院に来るカメの症状で多いものの一つは「食欲不振」です。 原因は様々ですが、中には長期間強制給餌を行わなければならない場合もあります。 そのような場合に、たびたび強制給餌をするストレスを減らしたり、 強制給餌が様々な理由で難しい場合などには、麻酔をかけて食道に給餌用のチュー...
ryomavet
5月14日


カメの卵管脱
カメのお尻から何か出ているという主訴は比較的遭遇します。 総排泄腔脱、直腸脱、卵管脱、ペニス脱などがよく認められます。 本例は、X線検査・超音波検査にてお腹に卵・卵胞がたくさんあるのがわかりました。 状況から考えて卵管脱である可能性が高そうです。...
ryomavet
5月13日


ツノガエルの異物誤食
ツノガエルは非常に食欲旺盛な種で、視力も動体視力に頼る部分が大きいです。 そのため、目の前で動くものにとりあえず大きな口をあけて飛びつくというような獲物の取り方をします。 あまりにも大きすぎるものは吐き出すこともありますが、 あまり吐き出すことが多いと調子を崩します。...
ryomavet
5月6日


クシトゲオイグアナの膀胱結石
上のレントゲン写真にて、白く丸く映っているのが結石です。 この子もそうでしたが、膀胱内に結石があるだけでは症状が特に認められないことがあります。 犬や猫などのように血尿や頻尿などの症状を表すことが少ないため、 発見が遅れがちです。...
ryomavet
5月5日


ヒョウモントカゲモドキのヘミペニス脱
ヒョウモントカゲモドキは比較的よくヘミペニス脱を引き起こします。 両側に起きることもありますが、片側のみの場合も多く認められます。 写真の子は左のヘミペニス脱を引き起こしています。 脱出から時間がたっており、元の位置への整復が困難だったため、...
ryomavet
4月30日


リクガメの嘴の過長
リクガメの嘴の過長について リクガメの嘴は常に伸びており、上下の嘴がうまく合わさって摩耗することで正常な形や長さを保っています。そのかみ合わせが何らかの理由で障害されると嘴の過長を引き起こします。 嘴過長の原因 過長の原因は様々ありますが、タンパク質の過剰、ビタミンA欠乏、...
ryomavet
4月26日


カメの中耳炎
アカミミガメなどの半水棲ガメやハコガメなどによく認められます。 右の鼓膜が腫れています 原因 口腔内細菌が咽喉部から耳管を通じて鼓室内に侵入し感染を起こすことが主な原因として考えられている。 症状 ・鼓膜の片側性もしくは両側性の隆起 ・食欲不振を伴うことがある...
ryomavet
3月29日
bottom of page