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カメレオンは一度に比較的多くの卵を産みます。

それにより、産卵前後のトラブルも多く認められます。

低カルシウム血症やそれに伴う排出機能の低下、変形卵による物理的な閉塞などです。

変形卵等の物理的な閉塞でなければ、カルシウムの投与や排卵促進剤の投与などによって

内科的に治療が出来ることもあります。

物理的な閉塞は手術しか方法はありません。

上の子の例では、左右ともに変形卵があり排出不能となっていました。

卵を卵管ごと摘出し状態が改善しました。

  • ryomavet
  • 1月9日

デグーも比較的体表に腫瘤を認めることがあります。

第一選択の治療は手術による摘出となります。

あまりサイズが大きくならないうちに行うことが重要です。

サイズが大きくなればなるほど、手術時間・麻酔時間が長くなり、

リスクも増大します。

本例くらいになるとかなり大きなサイズとなります。

再発リスクを下げるためには、可能な限り大きく摘出する必要があります。

それは奥方向にもです。本例の場合は腫瘤の下の筋肉も一緒に切除を行いました。

体に比して大きな傷になってしまいましたが、頑張ってくれました。

出来ればもう少し小さいうちに手術が行えればとは思います。


更新日:1月9日

同居のリスクと対策


爬虫類の飼育において、複数の個体を同居させる際には、特に注意が必要です。体格の差や相性の悪さから、咬傷事故が発生することがあります。このような事故は、一時的に一緒にするだけの交配の際にも起こり得ます。



写真の子は、同居個体とのけんかによって腰背部に裂傷を負ってしまいました。受傷後すぐにご来院いただいたため、皮膚には大きな欠損がありませんでした。軽く洗浄した後、鎮静下で皮膚の縫合を行うことができました。



基本的に、3週間ほどで抜糸を行います。本例も大きな問題はなく、無事に抜糸を行うことができました。複数の個体を一緒にする際には、十分に気をつける必要があります。特に、サイズによっては小さい個体の命に関わる怪我となる場合もあります。


同居の際の注意点


体格差の考慮


同居させる際には、体格差を考慮することが重要です。大きな個体が小さな個体に対して攻撃的になることがあります。これにより、思わぬ怪我を引き起こすことがあるため、注意が必要です。


相性の確認


個体同士の相性も大切です。特に、オス同士やメス同士を同居させる場合、縄張り意識が強くなることがあります。これが原因で、攻撃的な行動が見られることもありますので、事前に相性を確認することが重要です。


スペースの確保


同居させる場合は、十分なスペースを確保することが必要です。狭い環境では、ストレスが溜まりやすく、攻撃的な行動を引き起こす原因となります。広いスペースを提供することで、個体同士の距離を保つことができます。


事故が起きた場合の対処法


迅速な対応


万が一、事故が起きた場合は、迅速に対応することが重要です。傷ができた場合は、すぐに清潔な環境に移し、傷口を確認しましょう。必要に応じて、獣医師に相談することをお勧めします。


獣医師の診察


傷が深い場合や、出血が多い場合は、獣医師の診察を受けることが必要です。適切な処置を受けることで、回復が早まります。特に、感染症のリスクを避けるためにも、専門家の意見を仰ぐことが大切です。


定期的なチェック


同居させている個体は、定期的に健康状態をチェックすることが重要です。特に、傷が治った後も、異常がないか確認することが必要です。健康状態を把握することで、早期に問題を発見することができます。


まとめ


爬虫類の同居には多くのリスクが伴います。体格差や相性、スペースの確保など、さまざまな要素を考慮することが重要です。事故が起きた場合は、迅速に対応し、獣医師の診察を受けることが必要です。健康状態を定期的にチェックすることで、安心して飼育を続けることができます。


複数の個体を一緒にする際には、十分な注意を払いましょう。特に、サイズによっては小さい個体の命に関わる怪我となる場合もあります。

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