メキシコサラマンダーの膀胱脱ryomavet10月5日お尻から何か出ているという主訴で来院されることが多いです。腸が脱出することもあります。膀胱の内容物を吸引すると小さくしぼみましたので、そのまま体腔内へ整復しました。脱出するのは体の中に何か問題があることが多いのですが、それが改善されない限りは再発の恐れがあります。今後も経過観察が必要です。
モルモットの不正咬合ryomavet9月15日モルモットにも不正咬合が多く発生します。モルモットは上下の臼歯が斜めに合わさっているため、不正咬合が発生すると、下顎臼歯の過長により舌の上を歯が覆う形となります。それにより嚥下がうまくできず食べられなくなります。舌の上に歯が覆いかぶさっているのがわかると思います。伸びた歯を切削し整えます。麻酔が必要です。一度咬合が不正になると繰り返しの切削が必要になることがほとんどです。処置の間隔を出来るだけあけるために、歯の削り方などいろいろと調整しますが、それだけでなく、食事環境などの調整も必要です。
フクロモモンガの皮下腫瘍ryomavet8月25日フクロモモンガにも比較的多く腫瘍性疾患は認められます。皮下の腫瘍は、飛膜部分などに出来ると、よほどしっかりハンドリングできる個体でない限りは発見が遅くなることがあります。本例も比較的大きなサイズになってからの発見となりました。無事手術で摘出出来ましたが、術後の経過観察が重要です。早期発見のためには定期的に体全体を触り、何かしこりがないか確認していくことが必要です。また、病院での診察で少しでもストレスが少なくなるように、日頃からハンドリングを行い、人に触られることに慣れさせておくとよいでしょう。