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トカゲは比較的腸重積が起こりやすい動物です。

中でもサバンナモニターは、あくまでも経験的にですが、

腸重積を引き起こしやすく、急激な経過の後に亡くなってしまうことも多いです。

上の図のように腸管が内側に折れ曲がって入ってしまう状態のことを腸重積といいます。

犬や猫などでは超音波検査によって発見することが比較的容易ですが、

サバンナモニターなどは犬や猫よりも明確に異常を検出しにくいです。

ですので、疑いの状態で試験的開腹を行います。

上の写真は残念ながら急変して亡くなってしまった子の解剖の所見です。

写真の真ん中に重責部が認められます。

トカゲが吐き戻しや急な食欲不振などを起こした際には、

様子を見ずに早めに病院までご相談ください。


爬虫類や両生類では、様々な原因により総排泄孔から組織が脱出することがあります。

脱出する組織としては、腸管・卵管・膀胱・総排泄腔などがあります。

今回の例では直腸の脱出が認められました。

排泄腔内に脱出組織を戻し、縫合して一時的に排泄孔を閉じます。

脱出した原因によってはそれだけでは問題解決にならないこともあり、

開腹手術をしてお腹の中の原因の除去が必要となることもあります。

いずれにしても、様子を見れば見るほど状態は悪化しますので、

出来るだけ早めに病院までご相談ください。

ウサギの不正咬合において、口腔内に歯が伸びて問題になることが基本的ですが、

歯の根本が伸びて、下顎の場合には下顎骨を突き破ってしまうことがあります。

その際に、下顎に膿瘍を形成することがあります。

この子は右下顎に膿瘍を形成していました。

切開して排膿するだけではすぐに再発するため、

今回は膿瘍の袋ごと一括で切除することになりました。

皮膚を切開し、摘出出来ました。

中には液状の膿がたまっていました。

ウサギの不正咬合では比較的よく認められる状態です。

状況に応じて切開などの対応をすることもあります。


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