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爬虫類の飼育において、複数の個体を同居させる際に注意しなければいけないのが、

体格の差や相性の悪さからくる咬傷事故です。

一時的に一緒にするだけの交配の際にも起こりえます。

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写真の子は同居個体とのけんかによって腰背部に裂傷を負ってしまいました。

受傷後すぐにご来院頂いたのと、皮膚には大きな欠損がなかったため、

軽く洗浄の後、鎮静下で皮膚の縫合を行えました。

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基本的に3週間ほどで抜糸を行います。本例も大きな問題はなく抜糸を行えました。

複数個体を一緒にする際には気をつけましょう。

サイズによっては小さい個体の方の命にかかわる怪我となる場合もあります。

  • ryomavet
  • 11月24日

リクガメより半水棲のカメで発生することが多いです。

ベランダから落ちたり、水槽から飛び出して落下した等により起こります。

背中側が割れると、すぐ下には肺がありますので、呼吸状態に影響が出ます。

お腹側が割れると、ひどいと腸管などが飛び出してしまうこともあります。


治療は、割れた甲羅を修復するために固定していきます。

場所や程度によって様々な方法がありますが、軽度であればパテでの固定で済みますし、

スクリューやワイヤー等を使用して固定することもあります。


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上の写真の子はスクリューとワイヤーで固定しました。

軽く鎮静麻酔をかけて処置を行います。

1ヶ月半~2ヶ月程度を目安に経過を見ていきます。


半水棲のカメは、色々なものを足掛かりに思ったよりも縦に動くことがありますので、

飼育環境を見直してみて、そのような危険がないか確認しましょう。


小型トカゲと猫の共存


ニホンカナヘビなどの小型のトカゲを飼育している際に、猫が同居していると、時に事故が起こります。特に、小型のトカゲは猫の好奇心を引きやすいです。猫がちょっかいを出すと、トカゲに危険が及ぶことがあります。


トカゲと猫の事故

ある日、猫がカナヘビのお腹に爪を刺してしまいました。その結果、穴が開いてしまったのです。傷はお腹の中まで達し、腸が脱出してしまいました。幸いにも腸管自体には傷がなく、中に戻して縫合することができました。このような事故は、飼い主にとって非常に心配な出来事です。


小動物と猫の同居のリスク


場合によっては命取りになることもあります。トカゲに限らず、小動物と猫の同居には注意が必要です。猫は本能的に小さな動物を狩る習性があります。そのため、飼い主は特に注意を払う必要があります。


事故を防ぐための対策


  1. 安全な環境を整える

    トカゲの飼育環境を猫がアクセスできない場所に設置しましょう。高い棚や閉じられた部屋に置くのが理想です。


  2. 監視を怠らない

    猫とトカゲを同じ空間に置く際は、必ず監視を行いましょう。特に初めての対面時は注意が必要です。


  3. トカゲのストレスを軽減する

    トカゲがストレスを感じないように、隠れ家を用意することが重要です。トカゲが安心できる場所を提供することで、猫の存在から逃げられるようにしましょう。


  4. 猫のしつけ

    猫がトカゲに近づかないようにしつけることも大切です。猫がトカゲに興味を示した場合は、注意を引くための玩具を使いましょう。


まとめ


小型のトカゲと猫の同居は、注意を怠ると事故につながる可能性があります。特に、ニホンカナヘビのような小動物は、猫の好奇心にさらされやすいです。事故を防ぐためには、安全な環境を整え、常に監視を行うことが重要です。トカゲのストレスを軽減し、猫のしつけも忘れずに行いましょう。これらの対策を講じることで、両者が安全に共存できる環境を作り出すことができます。


猫とトカゲの同居は、慎重に行う必要があります。事故を未然に防ぐために、しっかりとした対策を講じましょう。

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