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フトアゴヒゲトカゲの卵胞鬱滞

  • ryomavet
  • 9月5日
  • 読了時間: 1分

以前記事にしたヒョウモントカゲモドキと同様に、

フトアゴヒゲトカゲも卵胞鬱滞を起こします。

特徴的な症状はなく、大きくなった卵胞の状態によって、

食欲不振や元気消失など様々な症状を引き起こします。

治療としては、手術によって卵胞を摘出する対応が第一となります。

上からだとわかりにくいですが、お腹が張っています。

手術を行い、鬱滞した卵胞と卵もあったので同時に摘出しました。

卵胞がこのような状態になると、状態回復には手術での摘出しか方法はありませんので、

出来るだけ早めに発見して、なるべく体力の残っているうちに手術を行いたいところです。

あまり様子を見ていると状態が悪化し、手術に耐える体力がなくなってしまいます。

雌のフトアゴヒゲトカゲの、お腹の張りや食欲不振に気付いたらなるべく早めに病院までご相談ください。

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