top of page

検索


ウサギの不正咬合とその予防法
ウサギの食事管理の重要性 最近は昔よりも飼育時の食事管理ができるようになりました。遺伝的に起こりやすいウサギが淘汰されてきたのか、少し減少している気がします。しかし、まだまだ問題は残っています。 先天的な影響により、初めに症状が発見されることが多いのは切歯(前歯)です。それに伴い、臼歯(奥歯)の過長も症状を現してきます。臼歯の異常は、先天的な要因とともに日頃の食事環境によるものが多いです。 臼歯の過長の例 代表的な臼歯の過長の例をお示しします。 上の写真のように、下顎の臼歯は舌側に斜めにとがってきます。上顎の臼歯を見ると、頬側にとがっているだけではなく、歯そのものが斜めになっているのがわかります。本来は上下ほぼまっすぐ噛み合います。しかし、長年の不正な噛み合わせによって、歯自体が根元から曲がってしまうのです。 不正咬合の影響 こうなると、定期的に切削を繰り返すしかなくなります。伸びてくると舌や頬に当たり、それが気になって食欲が落ちたりします。また、とがった歯によって粘膜が切れて、ひどい口内炎のような状態になることもあります。 不正咬合の予防法..
ryomavet
2025年10月25日


フクロモモンガの陰嚢の皮膚壊死
フクロモモンガを飼育する際、ゲージの中に寝床として ハンモックなどを使用することが多いかと思います。 その中にくるまって丸まって寝ている姿はかわいいものですが、 少し生地が古くなってきたりすると、糸がほつれたりすることがあります。...
ryomavet
2025年9月29日


ハリネズミの腫瘍とその治療法
ハリネズミの健康管理 ハリネズミにも様々な腫瘍が発生します。これらの腫瘍は、時に見えない場所にできることがあります。特にお腹の中にできる腫瘍は、外からはわかりにくいことが多いです。定期的な健康診断が重要です。 今回の子はお腹が膨らんでいることを主訴に来院されました。診察の結...
ryomavet
2025年8月19日


ハムスターの頬袋と頬袋脱の注意点
ハムスターの頬袋について ハムスターには特別な頬袋があります。この頬袋は、餌を保存したり、隠したりするために使います。ハムスターが餌をたくさん詰め込んで、寝床に運ぶ姿は本当にかわいらしいですよね。 しかし、この頬袋が反転し、口の外に出てしまうことがあります。この状態を「頬袋脱」と呼びます。頬袋脱は、さまざまな原因によって引き起こされます。 頬袋脱の原因 頬袋脱の原因はいくつかあります。たとえば、ハムスターが餌を出そうとしたときに、反転して戻れなくなってしまうことがあります。この場合、単純な脱出であれば、軽い処置で元に戻すことができます。 しかし、腫れや炎症が起きた場合は、頬袋が腫れることがあります。さらに、腫瘍ができることもあります。このような場合は、より慎重な対応が必要です。 腫瘍の可能性 今回紹介するのは、腫瘍ができてしまったハムスターの例です。この腫瘍が頬袋脱を引き起こすことがあります。腫瘍ができると、頬袋の外に出やすくなるのです。この場合、基本的な対応として腫瘍の切除が必要です。 治療方法 腫瘍を抱えた場合は、手術が必要です。この子もレー
ryomavet
2025年6月25日


ハリネズミの子宮腫瘍
ハリネズミに血尿などの症状が出た場合、子宮の腫瘍を考慮しなければなりません。 1歳未満でも発生が認められますので、積極的に検査をすることが必要です。 ほとんどの場合検査に麻酔が必要で、麻酔のリスク等を心配される飼い主様も多くいらっしゃいますが、一時的な麻酔のリスクを心配してしっかりとした検査を先延ばしにすることで 病状が進行し、命に関わることにもなりかねません。 病気は何事も早期発見・早期治療が一番です。 家族を守れるのは飼い主さんだけなのです。 当院では吸入麻酔による負担の少ない短時間麻酔によって検査を行っています。 別の症例の摘出した拡大した子宮。このくらいではまだたまに出血する程度の症状 別の症例の子宮体部が重度に拡大した子宮 ここまで来ると、出血がなかなか止まらない状態になります 周囲の臓器とも癒着を引き起こし摘出が困難になります。 出血によって貧血にもなりリスクの高い手術となります。
ryomavet
2025年5月29日


モルモットの体表腫瘤
腫瘍というのはどんな動物にもできるものですが、 今回はモルモットの下腹部にできた腫瘤です。 直径4cm程の腫瘤でした。 モルモットなどのエキゾチックアニマルは麻酔の危険性が、 犬や猫よりもどうしても高くなります。 しかし、このまま大きくなれば、床に腫瘤を擦ったりして、...
ryomavet
2025年5月10日


ゴールデンハムスターの子宮腫瘍
お尻から出血をしているとのことで来院された、ゴールデンハムスターです。 レントゲン検査をしてみると、お腹の中の右半分が腫瘤病変によって占められてしまっています。 その他検査等によって、この腫瘤は子宮で、そこからの出血ということが判明しました。 ...
ryomavet
2025年5月9日


デグーの不正咬合
最近、ハリネズミとともに人気があり、当院での診察も多い動物といえばデグーです。 ゴールデンハムスターと同程度~やや大きいサイズで、比較的よく慣れます。 (ハムスターほどではありません。個体差はありますが。。。) この子たちもげっ歯類のご多分に漏れず、不正咬合が発生します。 この写真の子も不正咬合を起こしています。 特に下顎臼歯の過長がひどく、下顎骨にも波及しています。 下顎に出っ張ったところがあるのがわかると思います。 ひどくなるとこの部分に膿瘍が出来ることもあります。 麻酔下で開口してみると、臼歯がかなり傾いているところがありました。 デグーで比較的よく認める状態です。 うさぎなどではここまでの傾きはそう見ません。 いずれにしても、定期的な切削が必要です。 内部の過長の程度はそれほどひどくなくても、根尖部の痛みで食欲が落ちることもあります。投薬や食事をアシストすることで支えていきます。
ryomavet
2025年5月4日
bottom of page
