フクロモモンガの陰嚢の皮膚壊死
- ryomavet
- 9月29日
- 読了時間: 1分
フクロモモンガを飼育する際、ゲージの中に寝床として
ハンモックなどを使用することが多いかと思います。
その中にくるまって丸まって寝ている姿はかわいいものですが、
少し生地が古くなってきたりすると、糸がほつれたりすることがあります。
そのほつれた糸に指などが絡まってしまって、皮膚が傷ついたり、
絞扼(糸が絡まって絞まってしまうこと)などが起きると、
最悪指や尾が壊死して脱落してしまうようなこともあります。
今回ご紹介する子は、珍しいですが、陰嚢に絞扼を起こしてしまいました。

陰嚢の基部で絞扼を起こしてしまい、陰嚢皮膚が壊死してしまっています。
このような事故が起きないように、
糸のほつれなどがないかよく確認するようにしましょう。
個人的には、鳥の巣箱のような、木でできた寝床があると、
出入りの際に爪も適度に使用し摩耗しますので、爪切りがいらない環境にもなるので
お勧めしています。




