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カメの卵管脱
カメのお尻から何か出ているという主訴は比較的遭遇します。 総排泄腔脱、直腸脱、卵管脱、ペニス脱などがよく認められます。 本例は、X線検査・超音波検査にてお腹に卵・卵胞がたくさんあるのがわかりました。 状況から考えて卵管脱である可能性が高そうです。 残念ながらかなり脱出していて、卵管自体にもかなり傷と出血が認められ、 また、おなかの中にもまだまだ卵があることから開腹手術が必要となります。 飼い主様に了解を得、手術に踏み切りました。 腹甲を切って開けていきます。 腹膜をあけると、腹腔内に卵が脱出し、腹膜炎の一歩手前でした。 どうやら、卵管に卵が癒着してしまいその卵管が脱出した際に卵管が破れ、 腹腔内に内容物が漏れてしまったようです。 レントゲン検査で確認できた卵は一部で、その他にもたくさんありました。 全てを摘出し、腹腔内を洗浄し閉腹です。 摘出した内容物です。 術後はしばらく水には入れませんが、うまく器から水を飲んだりしだして経過良好。 1週間後には水中での生活が出来るようになり、元気にご飯を食べだしました。 甲羅は2~3カ月で治って行くと思います
ryomavet
2025年5月13日


ツノガエルの異物誤食
ツノガエルは非常に食欲旺盛な種で、視力も動体視力に頼る部分が大きいです。 そのため、目の前で動くものにとりあえず大きな口をあけて飛びつくというような獲物の取り方をします。 あまりにも大きすぎるものは吐き出すこともありますが、 あまり吐き出すことが多いと調子を崩します。...
ryomavet
2025年5月6日


クシトゲオイグアナの膀胱結石
上のレントゲン写真にて、白く丸く映っているのが結石です。 この子もそうでしたが、膀胱内に結石があるだけでは症状が特に認められないことがあります。 犬や猫などのように血尿や頻尿などの症状を表すことが少ないため、 発見が遅れがちです。...
ryomavet
2025年5月5日


ヒョウモントカゲモドキのヘミペニス脱
ヒョウモントカゲモドキは比較的よくヘミペニス脱を引き起こします。 両側に起きることもありますが、片側のみの場合も多く認められます。 写真の子は左のヘミペニス脱を引き起こしています。 脱出から時間がたっており、元の位置への整復が困難だったため、 繁殖を考えているオスでしたが、片方あれば繁殖は可能なため切除を行いました。 ヘミペニスは自然に出し入れができるものですが、戻る気配がない場合にはできるだけ早めに処置が必要です。 経験的には少ないですが、早く処置ができる場合には切除をしなくて済む場合もあります。 ヘミペニスの切除は鎮静麻酔下で行います。 麻酔を使ってウトウトしたら、ヘミペニスの根元をレーザーもしくは電気メスで止血しながら切除します。 午前中にお預かりして、夕方までの処置となります。 ヒョウモントカゲモドキのヘミペニスの異常に気付かれた方は早めに病院にご相談ください。
ryomavet
2025年4月30日


リクガメの嘴の過長
リクガメの嘴の過長について リクガメの嘴は常に伸びており、上下の嘴がうまく合わさって摩耗することで正常な形や長さを保っています。そのかみ合わせが何らかの理由で障害されると嘴の過長を引き起こします。 嘴過長の原因 過長の原因は様々ありますが、タンパク質の過剰、ビタミンA欠乏、...
ryomavet
2025年4月26日


カメの中耳炎
アカミミガメなどの半水棲ガメやハコガメなどによく認められます。 右の鼓膜が腫れています 原因 口腔内細菌が咽喉部から耳管を通じて鼓室内に侵入し感染を起こすことが主な原因として考えられている。 症状 ・鼓膜の片側性もしくは両側性の隆起 ・食欲不振を伴うことがある...
ryomavet
2025年3月29日
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