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更新日:2025年8月27日

先日、足をよくなめているという事で来院された子がいました。

確かに見てみると前肢の指の間が赤く腫れています。

外傷から感染を起こしても、皮膚炎でもこのようになりますが、

まれに「のぎ」のような植物がとげのように刺さって中で炎症を起こして腫れていることもあることをお話して、とりあえずお薬を処方しました。

 1週間後、腫れは引いていましたが、まだ舐めているとのこと。 

見てみると、指の間の皮膚に小さな穴が。

よく見てみると、中に何かありそうです。 ピンセットで穴を少し広げつつ取り出すと、、、

まさに「のぎ」。

草むらに入る時にはこんなことにも注意が必要ですね。


更新日:2025年8月27日

爬虫類を飼育する際、飼育ゲージの中にバスキングスポットなどを設置します。

紫外線ライトなども設置し、太陽光の代わりとするわけですが、

特に冬季に、飼育ゲージを置いてある部屋自体の温度が低かったり、

バスキングスポットのランプのワット数の不足によって、

バスキングスポット下にいても体温がなかなか上昇しないことがあります。

トカゲのサイズによっては、立ち上がってランプに近づいて体温を上げようとして

ランプに接触してしまったりします。

その際にランプの熱によって火傷を引き起こしていまいます。

このフトアゴヒゲトカゲは頚部の腹側に比較的重度の熱傷を起こしてしまっています。

細菌感染をしないように長期的な傷の管理が必要です。

本例は痛みによって食欲も低下していましたので、そのケアも継続しました。

この写真は、その後別件で亡くなった際の病理解剖時の写真ですが、

火傷はちゃんと治癒しています。

このような事故を防ぐためには適切な飼育環境を設置することが必要です。

バスキングライトをゲージの上に載せる、立ち上がっても届かない高さのゲージにする。

そもそも近づこうとすることも無いように、最低温の管理をしっかりするなどが必要です。

フトアゴヒゲトカゲなどではゲージ内に10~15℃の温度勾配を作り、

バスキングスポット直下に1時間も2時間もいるような場合は、ワット数を上げるか、

最低温部を目安に全体的に温度を上げてみましょう。

更新日:2025年12月15日


ハムスターの頬袋について


ハムスターには特別な頬袋があります。この頬袋は、餌を保存したり、隠したりするために使います。ハムスターが餌をたくさん詰め込んで、寝床に運ぶ姿は本当にかわいらしいですよね。


しかし、この頬袋が反転し、口の外に出てしまうことがあります。この状態を「頬袋脱」と呼びます。頬袋脱は、さまざまな原因によって引き起こされます。


頬袋脱の原因


頬袋脱の原因はいくつかあります。たとえば、ハムスターが餌を出そうとしたときに、反転して戻れなくなってしまうことがあります。この場合、単純な脱出であれば、軽い処置で元に戻すことができます。


しかし、腫れや炎症が起きた場合は、頬袋が腫れることがあります。さらに、腫瘍ができることもあります。このような場合は、より慎重な対応が必要です。


腫瘍の可能性


今回紹介するのは、腫瘍ができてしまったハムスターの例です。この腫瘍が頬袋脱を引き起こすことがあります。腫瘍ができると、頬袋の外に出やすくなるのです。この場合、基本的な対応として腫瘍の切除が必要です。



治療方法


腫瘍を抱えた場合は、手術が必要です。この子もレーザーを使用して止血しながら腫瘍の摘出を行いました。手術の処置自体は、約15分ほどで終わります。


痛みや感染を防ぐため、術後のケアも重要です。ハムスターは小さな体ですから、術後の回復がスムーズに行えるよう、環境を整えてあげましょう。


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