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更新日:2025年12月16日

小型トカゲと猫の共存


ニホンカナヘビなどの小型のトカゲを飼育している際に、猫が同居していると、時に事故が起こります。特に、小型のトカゲは猫の好奇心を引きやすいです。猫がちょっかいを出すと、トカゲに危険が及ぶことがあります。


トカゲと猫の事故

ある日、猫がカナヘビのお腹に爪を刺してしまいました。その結果、穴が開いてしまったのです。傷はお腹の中まで達し、腸が脱出してしまいました。幸いにも腸管自体には傷がなく、中に戻して縫合することができました。このような事故は、飼い主にとって非常に心配な出来事です。


小動物と猫の同居のリスク


場合によっては命取りになることもあります。トカゲに限らず、小動物と猫の同居には注意が必要です。猫は本能的に小さな動物を狩る習性があります。そのため、飼い主は特に注意を払う必要があります。


事故を防ぐための対策


  1. 安全な環境を整える

    トカゲの飼育環境を猫がアクセスできない場所に設置しましょう。高い棚や閉じられた部屋に置くのが理想です。


  2. 監視を怠らない

    猫とトカゲを同じ空間に置く際は、必ず監視を行いましょう。特に初めての対面時は注意が必要です。


  3. トカゲのストレスを軽減する

    トカゲがストレスを感じないように、隠れ家を用意することが重要です。トカゲが安心できる場所を提供することで、猫の存在から逃げられるようにしましょう。


  4. 猫のしつけ

    猫がトカゲに近づかないようにしつけることも大切です。猫がトカゲに興味を示した場合は、注意を引くための玩具を使いましょう。


まとめ


小型のトカゲと猫の同居は、注意を怠ると事故につながる可能性があります。特に、ニホンカナヘビのような小動物は、猫の好奇心にさらされやすいです。事故を防ぐためには、安全な環境を整え、常に監視を行うことが重要です。トカゲのストレスを軽減し、猫のしつけも忘れずに行いましょう。これらの対策を講じることで、両者が安全に共存できる環境を作り出すことができます。


猫とトカゲの同居は、慎重に行う必要があります。事故を未然に防ぐために、しっかりとした対策を講じましょう。

ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全はこれから乾燥する時期に増えてくる症状です。

単純な原因としては、飼育環境の湿度が適切ではないことなどがあげられますが、

背景に食欲の低下や嘔吐・下痢などの体調不良があることも多いです。

このような場合に、環境湿度の調整をするだけでは問題解決にはなりません。

根本原因を見つけて治療する必要があります。

湿度など環境要因によって引き起こされた脱皮不全は、

環境湿度の調整や脱皮促進剤の塗布などにより治療し、速やかに回復します。

体調不良が背景にある場合は、病気の状態によって治療に時間がかかることもあります。

更新日:2025年11月15日

ウサギの食事管理の重要性


最近は昔よりも飼育時の食事管理ができるようになりました。遺伝的に起こりやすいウサギが淘汰されてきたのか、少し減少している気がします。しかし、まだまだ問題は残っています。


先天的な影響により、初めに症状が発見されることが多いのは切歯(前歯)です。それに伴い、臼歯(奥歯)の過長も症状を現してきます。臼歯の異常は、先天的な要因とともに日頃の食事環境によるものが多いです。


臼歯の過長の例


代表的な臼歯の過長の例をお示しします。


上の写真のように、下顎の臼歯は舌側に斜めにとがってきます。上顎の臼歯を見ると、頬側にとがっているだけではなく、歯そのものが斜めになっているのがわかります。本来は上下ほぼまっすぐ噛み合います。しかし、長年の不正な噛み合わせによって、歯自体が根元から曲がってしまうのです。


不正咬合の影響


こうなると、定期的に切削を繰り返すしかなくなります。伸びてくると舌や頬に当たり、それが気になって食欲が落ちたりします。また、とがった歯によって粘膜が切れて、ひどい口内炎のような状態になることもあります。


不正咬合の予防法


不正咬合の予防には、適切な食事環境を整えることが有効です。ウサギが牧草をよく食べるような環境にすると良いでしょう。牧草は、ウサギの歯の健康を保つために重要な役割を果たします。


牧草の選び方


牧草にはいくつかの種類があります。例えば、チモシーやオーツヘイなどが一般的です。これらは繊維質が豊富で、ウサギの歯を自然に削る効果があります。選ぶ際は、新鮮で香りの良いものを選ぶようにしましょう。


食事のバランス


ウサギの食事は、牧草だけでなく、野菜やペレットも含めることが大切です。野菜はビタミンやミネラルを補給する役割があります。ペレットは栄養バランスを考慮して選ぶと良いでしょう。


まとめ


ウサギの不正咬合にお悩みの方は、いつでも当院までご相談ください。適切な食事環境を整えることで、ウサギの健康を守ることができます。ウサギの健康を維持するためには、日々の食事管理が欠かせません。

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