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メキシコサラマンダーの異物誤食

  • ryomavet
  • 3 分前
  • 読了時間: 1分

メキシコサラマンダーはその捕食様式から、

飼育環境によっては異物誤食を起こしやすい動物です。

特に中型から大型の底石などを敷いておくと事故が起こることがあります。

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この子はX線写真の通り、底石を複数誤食してしまい食欲が低下していました。

細かい砂だったり、少量の誤食だった場合には吐き戻したり、便と一緒に排出できたりしますが、このくらい入ってしまうと難しくなってきます。

治療は開腹手術による異物摘出となります。

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開腹して胃の中にある石を摘出しました。

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メキシコサラマンダーが食欲の低下などを見せたら、環境によっては異物誤食か関与している可能性がありますので、早めに病院までご相談ください。

 
 

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