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  • ryomavet
  • 2025年5月6日

ツノガエルは非常に食欲旺盛な種で、視力も動体視力に頼る部分が大きいです。

そのため、目の前で動くものにとりあえず大きな口をあけて飛びつくというような獲物の取り方をします。

あまりにも大きすぎるものは吐き出すこともありますが、

あまり吐き出すことが多いと調子を崩します。

吐き出さずとも、大きすぎる餌によって体腔内が圧迫され、

場合によっては急死することもあります。

上の写真の子は、フロッグソイルという床材を使用した環境で飼育されていましたが、

上記のような食性のため、結構深くソイルに体が入っている状態で餌を与えようとすると、

顔の前のソイルも一緒に誤食してしまいます。

それ以外でも、ケージの近くで餌を与える準備などをしていると、

近くを通る人の手などに反応して大きく口をあけて飛び出した際に誤食する可能性があります。

そのような理由により、ソイルを誤食し、便秘の状態に陥り、

この子は2週間ほど食欲がないとのことで来院されました。

治療としては、継続的な温浴や緩下剤の投与などで排出を図りますが、

重度の場合には手術により摘出を行います。


上のレントゲン写真にて、白く丸く映っているのが結石です。

この子もそうでしたが、膀胱内に結石があるだけでは症状が特に認められないことがあります。

犬や猫などのように血尿や頻尿などの症状を表すことが少ないため、

発見が遅れがちです。

この子は、飼い主さんがお腹に触れる硬いものの存在に気付いたために検査をして発見できました。

手術により摘出を行いました。

手術は犬猫同様に行います。


  • ryomavet
  • 2025年5月4日

更新日:2025年12月15日

最近、ハリネズミとともに人気があり、当院での診察も多い動物といえばデグーです。

ゴールデンハムスターと同程度~やや大きいサイズで、比較的よく慣れます。

(ハムスターほどではありません。個体差はありますが。。。)

この子たちもげっ歯類のご多分に漏れず、不正咬合が発生します。

この写真の子も不正咬合を起こしています。

特に下顎臼歯の過長がひどく、下顎骨にも波及しています。

下顎に出っ張ったところがあるのがわかると思います。

ひどくなるとこの部分に膿瘍が出来ることもあります。


麻酔下で開口してみると、臼歯がかなり傾いているところがありました。

デグーで比較的よく認める状態です。

うさぎなどではここまでの傾きはそう見ません。

いずれにしても、定期的な切削が必要です。

内部の過長の程度はそれほどひどくなくても、根尖部の痛みで食欲が落ちることもあります。投薬や食事をアシストすることで支えていきます。


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