幹細胞培養上清液による治療
- ryomavet
- 5月4日
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幹細胞培養上清液(じょうせいえき)とは、再生医療の際に、幹細胞を培養増殖するために利用した溶液の上澄みのことです。
培養液中の幹細胞は、成長因子といわれる体の成長や細胞の増殖にポジティブな影響を与える物質を大量に放出します。
この成長因子を投与してあげることで、組織の修復や再生を助けてあげるものが、幹細胞培養上清液療法です。
まだまだこれからの治療ですが、椎間板ヘルニア・角膜潰瘍・慢性腸症・慢性肝障害・慢性腎障害など様々な疾患で従来の治療に反応が乏しい際に効果を出してくれることがあります。
症状によって皮下注射や点眼によって治療ができます。
幹細胞を静脈内に投与するいわゆる再生治療の方がしっかりと反応が出る可能性がありますが、症例によっては遜色ない結果を出してくれることも期待されます。
投与頻度は多くなりますが、一回の費用が低く抑えられますので、
何か他にできることはないか、とりあえず試してみたいという思いに応えやすくなったと感じています。
これらの病気でなかなかよくならない、投薬や点眼が大変で管理が難しいなどの方はぜひ一度ご相談ください。