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ヒョウモントカゲモドキのヘミペニス脱

  • ryomavet
  • 4月30日
  • 読了時間: 1分

ヒョウモントカゲモドキは比較的よくヘミペニス脱を引き起こします。

両側に起きることもありますが、片側のみの場合も多く認められます。

写真の子は左のヘミペニス脱を引き起こしています。

脱出から時間がたっており、元の位置への整復が困難だったため、

繁殖を考えているオスでしたが、片方あれば繁殖は可能なため切除を行いました。

ヘミペニスは自然に出し入れができるものですが、戻る気配がない場合にはできるだけ早めに処置が必要です。

経験的には少ないですが、早く処置ができる場合には切除をしなくて済む場合もあります。

ヘミペニスの切除は鎮静麻酔下で行います。

麻酔を使ってウトウトしたら、ヘミペニスの根元をレーザーもしくは電気メスで止血しながら切除します。

午前中にお預かりして、夕方までの処置となります。


ヒョウモントカゲモドキのヘミペニスの異常に気付かれた方はいつでもご相談ください。

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