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ハリネズミの子宮腫瘍

  • ryomavet
  • 5月29日
  • 読了時間: 1分

ハリネズミに血尿などの症状が出た場合、子宮の腫瘍を考慮しなければなりません。

1歳未満でも発生が認められますので、積極的に検査をすることが必要です。

ほとんどの場合検査に麻酔が必要で、麻酔のリスク等を心配される飼い主様も多くいらっしゃいますが、一時的な麻酔のリスクを心配してしっかりとした検査を先延ばしにすることで

病状が進行し、命に関わることにもなりかねません。

病気は何事も早期発見・早期治療が一番です。

家族を守れるのは飼い主さんだけなのです。

当院では吸入麻酔による負担の少ない短時間麻酔によって検査を行っています。


外からわかるほど大きくなってしまった腫瘍
外からわかるほど大きくなってしまった腫瘍

    別の症例の摘出した拡大した子宮。このくらいではまだたまに出血する程度の症状

       別の症例の子宮体部が重度に拡大した子宮

       ここまで来ると、出血がなかなか止まらない状態になります

       周囲の臓器とも癒着を引き起こし摘出が困難になります。

       出血によって貧血にもなりリスクの高い手術となります。


ハリネズミの陰部から出血を認めた場合には当院までご相談ください。

 
 
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