卵塞(難産) of りょうま動物病院

卵塞(難産)

原因
適当な産卵場所が提供されないときに起こりやすい。
その他の要因として、環境温度の低下やビタミンA欠乏症、カルシウム不足、脱水等が考えられる。

症状
食欲不振や不活発、落ち着きがなく産卵場所を求めて歩き回る、いきみ等がみられることが多い。

診断
上記の症状の確認、時に鼠蹊部での触診、レントゲン検査等が診断の助けとなる。

治療
患者の状態が安定している場合は、適当な床材(種によって多少異なるが、通常は砂や土)を敷いた安心できる場所におき12~24時間観察する。
状態の悪い患者では状況により脱水の補正やカルシウムの補給等が必要である。
24時間経過した後も産卵が認められない場合は、排卵促進剤の投与を試みる。通常数時間で産卵される。
排卵促進剤に無反応な場合や、そのまま放置することが生命の危険につながると判断された場合は開腹による摘出を考慮せねばならない。


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