甲羅の外傷 of りょうま動物病院

甲羅の外傷

原因
転落事故、交通事故、何らかの人為的トラブルが一般的な原因であり、また意外に多い原因として犬による咬傷があげられる。

治療(甲羅の修復)
甲羅の修復に先立って、全身状態、感染の可能性を慎重に評価する。いずれかに問題がある場合、その改善を優先する。重度の汚染もしくはすでに感染している創傷に対しては、開放性創傷治療を選択すべきで、その方法は哺乳類に準ずる。

体腔内が露出している場合、修復可能となるまでの間、患部の感想を防ぐために非固着性のドレッシング材やサランラップで保護する。また全身的な脱水に注意する。

外傷の程度によって様々な修復材の適用、ないしは開放創での治癒に向けて治療を行う。
 
<修復材の除去>
欠損部の修復は化骨ではなく肉芽組織に置き換わることにより終了する。小さな欠損は代謝の活発なカメでは1か月以内に完了し、修復材を除去できることが多い。大きな欠損や代謝の遅いカメでは修復の完了に数か月を有するかも知れない。この場合、1か月毎に修復材のチェックが必要です。

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