肺炎 of りょうま動物病院

肺炎

RNSの症状に一般状態の異常(食欲不振、活動性の低下等)が伴う場合では肺炎を起こしていることが多いため慎重に評価しなくてはならない。また、水棲ガメにも細菌を原因とする肺炎がよくみられる。

原因
RNSの症状(鼻汁)に加え、食欲不振、活動性の低下等、一般状態の不良を認めることが多い。
気道の分泌物が増加するに従い、呼吸様式の異常(開口呼吸、頭部を大きく動かす努力性呼吸等)や異常な呼吸音、口腔内に泡沫状の液を認めるようになる。
水棲ガメでは肺に炎症産物が貯留することにより浮力が低下し、泳ぎ方の異常(傾いて泳ぐ、うまく浮かべない等)を認めるようになる

診断
上記の症状に加え、レントゲン検査での肺野の不透過性亢進像、血液検査における白血球の増加や中毒性変化をみることにより診断の助けとなる。
気道分泌物の培養(口腔、気管洗浄、肺からの経背甲サンプル)が治療の上でも望まれる。

治療
一般的な管理はRNSの管理に準ずる。
※水棲ガメでは水温だけでなく気温も高く維持するように努める。また、溺死しないように水深を浅くする等の配慮が必要。
全身的な抗生物質の投与が不可欠であり、可能な限り感受性試験に基づいて選択するべきである。支持療法として補液、強制給餌を行う。

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