口内炎 of りょうま動物病院

口内炎

原因
細菌、ウイルス、真菌等の感染が直接の原因であり、誘発する要因としては環境温度の低下やストレス、栄養不良による免疫力の低下、不衛生な飼育環境等があげられる。

症状
通常食欲不振となる。また食べる意思を見せるものの食べにくそうにする。
口腔内には充血がみられたり、黄白色のプラークの形成、潰瘍や出血を伴うこともある。進行すると額の骨髄炎になる危険性もある。
リクガメのヘルペスウイルスによる口内炎では主として下顎が侵され、しばしば頸部の広範囲にわたる浮腫をともなう。

治療
軽度のものでは高めの温度管理(至適温度内で)と衛生的な環境に努め、局所的な治療だけで改善することもある。
口腔粘膜のアブセスは綿棒等で慎重に除去し、1%クロルヘキシジン液や希ヨード液で洗浄する。その後抗生物質軟膏を塗布する。
重度のものでは、栄養障害から衰弱、敗血症を招き死亡することもあるため、さらに積極的なケアが必要となる。全身的な抗生物質の投与はできれば感受性試験に基づいたものがよく、また毎日の局所的な洗浄、栄養の支持のための強制給餌等が推奨される。
ビタミンAとビタミンC投与が栄養状態の悪いカメで有効な場合がある。

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