ビタミンA欠乏症 of りょうま動物病院

ビタミンA欠乏症

原因
食事中のビタミンAもしくはβ―カロチンの不足が原因。
生きた動物の肝には十分なビタミンAが含まれており、緑黄色野菜には十分なβ―カロチンが存在する。
精肉、ハムやソーセージ、魚の切り身、ムキエビ、乾燥赤虫等ビタミンAに乏しい食事を与えられる機会の多いヌマガメを含む水棲ガメで発症率が高い。
特に幼体期にはビタミンAの要求量は高いと考えられている。
レタスやキュウリといったβ―カロチンの乏しい野菜を与えられているリクガメやハコガメにも発症することがある。

症状
粘液分泌腺構造の変性(扁平化生)が生じ、眼瞼の腫脹(ハーダー腺炎)や呼吸器疾患(鼻炎等)に陥りやすくなる。

予防
食事の改善が必要であり、水棲ガメではミミズや小魚といった生餌もしくはレバーを定期的に与えるか、質の良いペレットに餌付かせる。
リクガメでは緑黄色野菜を与えれば通常問題ない。

治療
ビタミンAの経口もしくは注射投与を症状の改善が認められるまで行う。
ビタミンAの過剰投与に注意が必要。


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