甲状腺機能亢進症 of りょうま動物病院

甲状腺機能亢進症

【原因】

 特に中高齢の猫に多く見られる病気。甲状腺の過形成や腫瘍によって、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることによって起こる。左右両側性に発生することが多い。ほとんどの場合は過形成もしくは良性の腫瘍であり、悪性腫瘍である可能性は約1%程度である。

【症状】
甲状腺ホルモンは、体の新陳代謝をコントロールするホルモンですが、このホルモンの分泌の過剰により様々な症状が現れます。過剰な新陳代謝のために必要カロリーが増え、それを補おうとして食欲が増します。補いきれなくなってくると、たくさん食べているのに痩せてくるという状態になってきます。その他にも、水を良く飲む、性格が活発あるいは攻撃的になる、心肥大など心機能障害も多く認められます。

【診断】
血液中の甲状腺ホルモンの濃度を測定し、上昇を確認します。

【治療】

甲状腺ホルモンの合成を阻害する薬の投与を行います。定期的に甲状腺ホルモンの測定を行い、薬の投与量をコントロールしていきます。
または、手術によって腫大した甲状腺を摘出することによって、薬の投与量を減らしたり、投薬を一旦休止できることもあります。

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