副腎疾患 of りょうま動物病院

副腎疾患

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【原因】
 副腎や下垂体に腫瘍ができることなどによって起こります。

【症状】
 左右対称に毛が抜けていきますが、頭と、足の先のだけは脱毛しないというのが特徴です。重症になると体の80%以上が脱毛します。皮膚が薄くやわらかくなり、はがれるような状態にもなります。たくさん水を飲んで、尿の量も多くなります。筋肉が萎縮したような状態になることもあり、一日中ぐったりして、だるそうな表情になります。また、体力が落ちてくるので細菌などに感染しやすくなり、肺炎や、体中に細菌がまわる敗血症などになることもあります。

【治療】
 外科手術で、副腎の腫瘍を摘出します。左右に2つある副腎のうち、片方だけに腫瘍ができていて、腫瘍の部分が大半を占める場合は副腎全部を、腫瘍部分が小さい場合には一部を摘出します。両方の副腎に腫瘍ができている場合には、両方の副腎を取り除くと生命を維持できなくなるため、腫瘍の大きいほうの副腎を摘出し、腫瘍の小さいほうは可能な限り残して様子をみます。軽症で進行が遅い場合には、外科手術をせず、内科的な治療で延命を図る場合もあります。内科的には副腎皮質ホルモン合成を阻害する薬などを投与します。

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