膿皮症 of りょうま動物病院

膿皮症

膿皮症②.jpg

犬に最もよく認められる皮膚疾患で、皮膚のバリア機能が低下することによって、体表に常在しているブドウ球菌であるStaphylococcus intermediusが増殖して起きることが多い。
皮膚のバリア機能の低下の原因としては、
先天的要因として
・ 脂漏症
・ アトピー素因   
後天的要因として
・ 不適切なスキンケア
・ 過剰なグルーミング
・ 外傷
・ ホルモン異常   などがある。
脇の下、内股などの間擦部、腹部、背部によく発生する

【症状】
痒みを伴うかさぶたや赤みがある。フケが多くなる。中に黄緑色の膿の入った膿疱を認める。

【治療】
原因細菌はStaphylococcus intermediusであることが多いため、通常の治療において、細菌培養等で原因細菌を特定することは少なく、セフェム系の抗生物質の内服による診断的治療を行うことが多い。しかし、再発を繰り返す場合などは、併発している病気などを探すとともに、細菌培養
を行い原因細菌を確定する必要がある。
抗生物質による治療により、通常5~10日で症状が良化することが多いが、早すぎる
休薬による再発が多いため、湿疹やかさぶたがきれいになった後さらに一週間程度投薬を行うと良い。また薬用のシャンプーによる定期的な洗浄は、治療としても、また再発防止にも効果がある。



ページトップへ