肺水腫 of りょうま動物病院

肺水腫

肺の中に水がたまって呼吸ができなくなり、死に至ることもある病気です。心臓病を患っていると起こりやすいので、心臓病にかかっている場合、特に注意をしてください。

【原因】

僧房弁閉鎖不全に代表される心臓病によって起きる場合や、気管支炎などの肺につながる気管の炎症から起きる場合があります。
刺激性の強いガスや薬品などを吸引したことで起こる場合や、電気コードをかじったりして感電してしまった時にも起こる場合があります。

【症状】

軽い場合は、運動の後に、咳をしたり苦しそうに呼吸をする症状があらわれます。
重症になると、呼吸が浅く速くなったり、ゼーゼーと音をたてて呼吸したりして咳もひどくなり、粘膜などが紫色になるチアノーゼという状態になります。

【治療】

まず肺水腫になった原因(心臓病、感染症、そのほか)を特定することが治療の第一歩です。
X線検査や超音波検査などで調べて治療を始めます。原因が特定されれば、治療法も定まります。
肺水腫自体の治療法としては、肺にたまった水分を除去するための利尿剤による内科療法、呼吸困難の場合は酸素吸入などの処置を行います。心臓病が原因の場合には、強心薬など心臓病の治療も並行して行います。
重症の場合は早期に治療を開始しないと命に関わりますので、「少し咳が増えた」とか「呼吸が荒い」など少しでも変わった様子があればお早めにご連絡下さい。


ページトップへ