どんな時病院へ? of りょうま動物病院



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ペットの様子がおかしい時。すぐに病院に連れて行くべきか、
ちょっと様子を見るべきか、迷うこともあるかと思います。
様子を見てしまうと危険なケースもありますので、ここでは、
症状に合わせて、確認すべきポイントをご紹介します。

体があつい

体があつい

犬・猫の平熱は38.0~39.0℃です。人間よりも高めなので、触ると正常でも熱く感じます。犬・猫の体温は直腸で測ります。普通にドラッグストア等で売っている体温計で計測できますので、普段元気な時、安静時に愛犬・愛猫の平熱を測っておくとよいでしょう。

発熱の原因としては、ウイルスや細菌などの感染症、外傷、熱中症等様々あります。

こんな時は病院へ!

発熱とともに元気・食欲もなくなってきた、呼吸が荒い、下痢・嘔吐があるなどの場合には早めに病院に連れていきましょう。特に危険なのは、夏場に多い熱中症です。体温が40℃以上あってぐったりしている時には命の危険があり、緊急を要します。濡れタオルなどで体を冷やしながらできるだけ早く病院に連れていきましょう。

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おしっこの色・回数
出方がおかしい

おしっこの色・回数・出方がおかしい

おしっこの様子がおかしい時、一番に疑われるのはやはり膀胱や腎臓などの泌尿器系の異常ですが、その他にも肝臓、生殖器系、血液の異常によってもおしっこに異常が出ます。

元気・食欲が普通にあって、排尿時に痛みがあったりすることがなければ、1~2日様子を見ることもできるかもしれませんが、それでも色・回数がおかしければ一度おしっこ検査をした方がよいでしょう。

こんな時は病院へ!

排尿時に痛みがある、排尿姿勢をとってもあまり出ない、おしっこが臭い、おしっこが赤いなどの症状がある場合にはできるだけ早めに病院に連れて行きましょう。
特におしっこが出にくい時に尿路が閉塞を起こしている場合や、おしっこが赤褐色の時に、何らかの原因により赤血球が壊されている溶血性貧血という状態になっている場合があり、様子を見てしまうと命に関わる可能性があります。すぐに病院に連れて行きましょう。

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体をかゆがる

体をかゆがる

体をかゆがる動作にはどのようなものがあるでしょうか?
耳がかゆい時には、よく頭を振ったり、壁に頭をこすりつけたり、後ろ足で引っかいたりします。
足やお腹がかゆい時には、舐めたりかじったりします。
背中がかゆい時には床に背中をこすりつけたりすることもあります。

このようなかゆがる行動とともに、皮膚が赤くなっている、発疹ができている、毛が抜けている、フケがたくさん出ている、耳垢が多などの症状が出ている場合には、皮膚病や外耳炎の可能性があります。あまりかゆみがひどくないようであれば少しは様子を見ることもできますが、できれば症状がひどくならないうちに早めに病院に連れて行きましょう。

皮膚病は繰り返しやすいことが多いですので、早めに正しい対処をすることで慢性化を防ぐ必要があります。

こんな時は病院へ!

まれに、肝臓・腎臓が悪くなっていたり、お腹の調子が悪かったりした場合に、お腹の違和感を感じてお腹を掻いたり、噛んだりすることがあります。元気や食欲がなくなっていたり、お腹の調子が悪くなっているようであれば調子が崩れる前兆かもしれませんので、早めに病院に連れて行ってあげて下さい。

歩き方がおかしい

歩き方がおかしい

足を引きずる、フラフラ歩く、階段の上り下りがつらそう、うまく立ち上がれない、ジャンプできない。このような症状はありますか?

まずは足の裏に傷がないかどうか見てみてください。とげが刺さっていたり、爪が折れていたり、夏場はアスファルトやマンホールなどで肉球がやけどをすることもあります。
そのような様子がなければ、次に骨や関節の異常を考えます。

こんな時は病院へ!

痛みが激しい場合、後ろ足を引きずって歩けない等の場合には、骨折や椎間板ヘルニアなどの可能性があり、いずれも早い対処が必要となります。できるだけ早めに病院に連れて行きましょう。

下痢をする

下痢をする

健康なペットのウンチは、取り上げた後に下に跡が残らない程度の硬さが理想的です。
下痢といっても状態は様々ですが、水様便や血や粘液が付着した便が出る場合には早めに対処する必要があります。

多くは細菌、ウイルス、寄生虫の感染によるものですが、アレルギーや消化管にできた腫瘍などによっても下痢になることがあります。
特に、子犬・子猫の時期は、急激に脱水症状を起こして命に関わることもありますので注意してください。

環境が変わった、ご飯の種類を変えたなどの場合にも一時的に下痢をすることもありますが、2~3日ご飯の量を減らしたりしてお腹を少し休ませてあげるとそれだけでよくなってしまうこともあります。
ご飯を変更するときには、新しいご飯を前のご飯に少しずつ混ぜながら、5日~1週間ほどかけて切り替えるようにするとよいでしょう。

こんな時は病院へ!

食欲が落ちてきたり、嘔吐を伴ってきた場合には、特に子犬・子猫の場合には急激に衰弱することがありますので、早めに病院につれていきましょう。

便秘になる

便秘になる

便秘が起こる原因としては、食事中の水分・食物繊維の不足、運動不足、異物による腸閉塞、腸管の腫瘍、腸管の麻痺、雄の前立腺肥大・膿瘍・腫瘍、雌の子宮・膣の腫瘍などがあります。

いつも1日に1回以上ウンチをしている子が、ウンチをしなかった場合。
元気・食欲があり、嘔吐などの症状もなければ、1日ほど様子を見てもよいかと思います。

こんな時は病院へ!

2日以上にわたってウンチが出ない、しようとして力むが出ない・出にくい、元気・食欲がない、嘔吐をするなどの症状が現れてくるようであれば、できるだけ早めに病院に連れて行きましょう。

毛が抜ける

毛が抜ける

かゆがって引っ掻いた結果毛が抜ける時には、比較的すぐに気づきますが、痒みが少ない、またはなくて毛が抜ける場合にはなかなかすぐには気付かないこともあります。
定期的にブラッシングをして、被毛の状態を確認する習慣をつけましょう。

痒みがあまり出ずに毛が抜ける病気には、甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症などのホルモン分泌異常が考えられます。

こんな時は病院へ!

いずれも、脱毛が左右対称に起こるのが典型的な症状です。(注:対称でなくてもこの病気ではないとは言えません)また、多飲・多尿といって、たくさん水を飲むようになる症状を見せることもあります。そのような症状が現れたら、病院でホルモン検査などをして確認することが必要です。

目やにが出る

目やにが出る

目やにが出ている場合、眼球や周囲の粘膜に外傷、炎症が起きている可能性があります。目を痛そうに細めている、まぶたが腫れている、白目が赤く充血しているなどの症状がある場合には、結膜炎や角膜外傷などの状態が考えられます。

こんな時は病院へ!

まるっきり目を閉じてしまっている、眼の表面が白く濁っているなどの場合には、角膜の炎症が重度である可能性があるので、できるだけ早めに病院へ連れて行ってください。
また、緑内障などの場合にも目やにがでます。緑内障の他の症状としては、眼を痛がる、元気・食欲がなくなる、眼が赤色や緑色に見える、眼が飛び出して見えるなどがあります。緑内障の場合には、進行すると失明をすることもありますので、できるだけ早めに病院へ連れて行ってください。

嘔吐する

嘔吐する

嘔吐をする原因として最も多いのは胃腸の病気です。
代表的なものとして、胃炎、胃潰瘍、十二指腸炎、膵炎などです。
その他にも、食事の内容によって吐いたり、異物・薬物を誤飲したときなどにも嘔吐します。
嘔吐した後、続けて吐くことなく、元気も食欲もあるようであれば、少し様子を見てもよいでしょう。できれば、与えるご飯の量を最初の2~3回はいつもの半分くらいにしてみてください。

こんな時は病院へ!

繰り返し嘔吐をしたり、元気や食欲もなくなっていようであればできるだけ早めに病院へ連れて行きましょう。

咳をする

咳をする

咳が起こる原因の多くは、気管支炎、肺炎、気管虚脱などの呼吸器系の病気ですが、進行した心不全時に起こる気管の刺激や肺水腫などでも咳が出ます。
咳もそれほど頻繁ではなく、元気もあるようであれば、1~2日様子を見てもいいでしょう。

こんな時は病院へ!

咳が2~3日以上続く、咳を頻繁にして疲れて元気もなくなってきた、咳がひどくてチアノーゼ(舌や歯肉が紫色になっている状態)になっているなどの時には、命に関わることもあるので、至急病院に連れて行ってください。

おしりを気にする

おしりを気にする

おしりを気にして地面にこすったり、舐めたり、噛んだりするのはおしりにかゆみや痛み、違和感があるためです。
代表的なものとして、肛門嚢炎、肛門周囲腺炎、肛門周囲腺腫などです。
下痢や寄生虫の感染がある場合にもおしりを気にします。

こんな時は病院へ!

出血をしている、激しい痛みがある、何かできものができている、下痢が続く、便が出づらいなどの症状が現れ、元気・食欲もなくなってくるような場合には早めに病院に連れて行ってください。

水をたくさん飲む

水をたくさん飲む

正常であれば1日に飲む水の量は、体重1㎏当たり多くても50ml程度です。
それよりも多く飲んでいる場合、中でも100ml以上飲んでいる場合には何らかの異常が考えられます。
考えられる病気として代表的なものは、子宮蓄膿症、糖尿病、腎不全、肝不全、副腎皮質機能亢進症などがあります。
糖尿病や副腎皮質機能亢進症などは、初期には元気で食欲も旺盛なので病気のサインを見逃しがちです。しかし進行すると具合が悪くなってきますので、注意が必要です。

こんな時は病院へ!

飲水量が増えているなと気づいたら、1日の総量を計測してみてください。
体重1㎏当たり50mlを大きく超えてくるようでしたら、一度病院で検査を受けることをお勧めします。